岐阜のサムライ



1300年の歴史を持つ、長良川の鵜飼。この道49年の鵜匠、山下純司氏。

”鵜の庵 鵜” 
自宅の一部を改装し、25羽の鵜との生活を鵜飼師資料園として開放している。

今日はぎふ善意通訳ガイドネットワーク主催の通訳演習会へ参加してきました。
外国人に川を活かした町を案内しようがテーマで今回は山下さんのお宅を訪問!

声が大きくて、岐阜弁満載、色黒でちょっと話し方がぶっきらぼう。
そんな印象だった山下さん。

山下さんの一日は鵜と共に始まる。朝日が昇るとともに鵜達が騒ぎだし、そうした鵜たちをつかまえて、挨拶代わりに一羽一羽のどをやさしくなでてさすって
あげるのが習慣。これを一日に5回から6回はすると言う。

毎日鵜に話しかけるんじゃ。でもこいつらすごいよ。言葉でなくても伝わることやね。お互いに今日の体調を感じるんや。私も鵜達の状態を見て、こいつらもわしの体調をチェックするんじゃ。

人間とおんなし。子供を抱きしめたり触ったりする。もっと人間は触れ合わんといかんね。先生だって、友達同士だって、夫婦だってね。触れ合うって大事や。
それでお互いを知るし、仲良くなれる。

そのうちな、たとえば二日酔いの朝とか、おめぇ、飲み過ぎだろといわんばかりに鵜が指摘してくるのがわかるようになってね。観察してるつもりが、鵜に観察されとったわい。でも、これも毎日触れ合ってるからこそ、わかるわけ。

お茶目な会話が入りながらもすんなりと心に響く言葉たち。
山下さんの人間味を感じました。



「鵜の庵 鵜」
岐阜市長良川中鵜飼94−10

コメント

  1. おーいいなー根を張って、頑張れ~!
    ってか、おっちゃん渋過ぎ!!!
    いつか参禅しにいくので是非ご指導くださいませ。
    choco a.k.a. K-goe

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  2. chocoさん>
    お久しぶりです♫嬉し〜ぜひぜひ遊びにいたしてくださいね!ワンこと奥さんもご一緒に^^東京でお会いできなかったリベンジを!
     

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