2010年1月31日日曜日

夫婦の楽しみ

日曜日。

母親は朝から今日の予定を伝えてくる。

「今日はね、お父さんと八時から○○で(ほぼ興味のないことは覚えていない寺ムスメ)、九時からはイサン(韓国ドラマ?)、で、十時からもう1つNHKで見たいのがやるから録画の仕方教えて!」

「...はい。」

日曜は仲良くテレビの前に座っている夫婦。

普段、全く趣味の違う2人。
山登りが好きな父親は母親を誘ってもいかないのをご存知のようで、私を誘ってくる。
いわゆるとばっちり?を受けるのです。

しかし、どうやらこの日曜日はとても仲良く1つのテレビを共有するのです。

今日も帰ったらしっかりと座っていました。
そして、しっかりとビデオも録画していました。

夕飯を済まして私も今日は参戦。
ドラマは興味ないのでとったビデオとやらを一緒に鑑賞。

”NHK無縁社会”

テーマはかなり重かった...

昨年度無縁死を遂げた人、その数3万2000人。

社会とも家族ともつながりをなくし、孤独に死を迎えてしまった人々。

仕事一番に頑張って来たのに、50代半ばの熟年離婚に退職後は一人暮らし。
故郷を離れて家族とのつながりをなくしてしまったどこの誰かもわからない人。
両親の看病に若い頃つきっきりで男勝りで我慢強い性格は生涯未婚となってしまった女性。

孤独死を遂げ、地域の自治体に共同墓地へと埋葬される。
どこの誰かもわからない人は大学の研究室に研究用としてナンバーをつけられて安置される。

思わず父親が、
「物やな。」

でも、それが現状の社会なのかと思うと悲しかった。

結局現代社会の人と人の人間としての”つながり”、
コミュニケーション不足がこういう現状を生んでしまった1つなんだろうなと感じた。


日曜日。
7日ある中の1日でも夫婦が同じテレビを楽しんでいるって良いことだな。
そんな一緒にテレビを見るという団らんが1つのつながりの場でもあるんだとテレビを見て思った。






2010年1月26日火曜日

大般若会

起床6時。


お檀家さんとのご挨拶が始まるのが8時。
寺ムスメの苦手な早起き。
だけど今日はそんな事言ってられない。


大般若会(ダイハンニャエ)の1日がこんな長いものだとは、すっかり忘れていた。


お檀家さん達はいらっしゃったと思えばすぐに仕事に取りかかる。


さすがの一言。
何も言わなくてもチャッチャと作業に取りかかる。


次々と出来上がるお惣菜にご飯。


ギンナンご飯はいただいたギンナンを母親と父親で去年準備したもの。
もっちもちのご飯と一緒に炊きあがった。


ご飯当番の檀家さんが言うには少しお酒を入れるのが美味しくなる秘訣とか。





午前中に檀家さんへのお食事一回。
大般若の始まる前に信者さん方へお出しするのも一回。


全てみんなで用意をする。



お芋のにっころがし
雪花菜
大根と揚げの煮物
白和え
タケノコの煮物
ギンナンご飯 などなど


机に溢れんばかりの田舎料理。


昔はこの料理が次の日のお弁当に入っててすっごく嫌だったんだよね。
まっくろで。


でも今じゃあこんな料理を食べれる所は他になくなった
ってみんな美味しそうに食べてくれる。


私もその一人になっちゃった。




午後から始まった大般若。


ここでマメ知識:
大般若とは大般若経というお釈迦様が説かれたお経。
仏教の中心思想である一切皆空の理(イッサイカイクウノリ)


あらゆる現象や存在には実体がなく、空であるということ。


大般若とは、この大般若経600巻を転読(テンドク)することによって、般若経の空(クウ)の教えを体得し、すべての厄を消しさって、内外の怨敵(オンテキ)を退散させ、五穀豊穣や家内安全をお祈りし、人々を幸せな生活に導いて行くことを目的とした大法要。


転読とはお経を心の目で流し読みすること。


上からお経を右から左へ。
そして左から右へ流し読む。


いつもとはまた違ったお経の読み方。
なかなかの迫力。



全て終わるのに約一時間。


住職は第576巻を読み上げる。


住職のお経に周りのお坊さんのお経。
別々のお経を唱えてるのに波長は同じ。


この波長が何かとても尊く人の心にしみるんだと思う。




法要の後は、ちょっとしたお楽しみ。


いつもお世話になっている呉服屋さんの旦那さんに三味線と踊りを披露していただきました。


そしてそのまま檀家さん達とお座敷で新年会。


今年も皆様と一緒に頑張って行けますように。


長い時間ありがとうございました。




今回は本当にばてましたー。



2010年1月20日水曜日

明日は


1月21日は大般若(ダイハンニャ)
1年で最初の行事。

明日は沢山の和尚さまがいらっしゃいます。

この和尚様が転読で読み上げる600巻のお経は迫力があります。

明日は忙しいぞ!


2010年1月18日月曜日

鍋奉行、ありがとう。

悪い事は重なるものだ。

本当に痛感し反省した一週間。

あまりのショックでパソコンの前に座れなかった。

始まりは一週間前。

①大切にしていた手作りのメキシコ産ガラスコップが割れた。
旅中ガラスの魅力に捕われ、工場でよりすぐりの中から1つを選んだ大切なコップだった。
大切すぎて捨てれなかった。

②車のバッテリーがあがった。しかも真夜中に。
バッテリーの処理などした事がなく、一緒にいた友達に真夜中のド寒い中大変な迷惑をかけた。

そんな中、突然の訪問をいただいたメキシコ人のライと東京へ。
何か自分の中で変な気分を持っていた。
落ち着かないというか。

③メキシコにいた時も、離れている時もずっと関係がなくなる事のなかった大切な友達。そんな友達が初めて日本に訪ねて来てくれる。
張り切らないわけがない。

そして、やってしまった。

かかってきた電話に気を取られ、財布をタクシーに忘れて来てしまった。

しかも、しかも、ちょうどライのクレジットカードを預かった直後。

発見したのはそれから30分後。
何が起こったのがわからなかった。
財布なんて旅行でもどこでもなくしたことなんてなかったのに。

東京のど真ん中で本気で心臓が止まるかと思った。
そして嘘だと思いたかった。

でも、何より早くライのクレジットを止めないと!
交番へ行って、震える手で登録用紙書いて。

そして見れば携帯の電池1つ。
迷惑承知で携帯ショップへ駆け込み、電源スイッチつけたまま国際電話。

地球の裏側はまだ動き出していない時間。
出ない電話にいら立ちと不安が募る。

閉店後のお店を後に、かけつづける電話。
ようやく繋がった頃にははじまりから3時間が経っていた。

その後に会う予定をしていた友達にも本当に迷惑をかけ、東京で無一文になり、どうしようもない情けなさを感じた。


この一週間、行動を押さえ、自分なりに反省をしていた。

少しの注意で防げた事ばかりなのに。
自分に甘えがあった。

無理に予定をつめ、保証なく動くため、結果人を巻き込み、取り返しのつかない迷惑をかけてしまう。

なんとかなるだろうという浮ついた心に浮ついた考え、そして浮ついて進む自分の足には結果、悪い事しかついてこなかった。

本当に反省。



そんな中、家の鍋奉行が石狩鍋を作ってくれた。
あまりに落ち込む私を見て、温かい鍋で慰めてくれた。

はぁ、いつまでたっても子どもだ。

でもこの男前な料理は、誰かが家の中にいる幸せと温かさ、そして無償に与えてくれる愛情を感じさせてくれた。

きっとこれは亡くなったお祖父ちゃんとお祖母さんが与えてくれた私の悪い所を直すきっかけだから、気をつけないといけないんだ、と思えるようになった今日です。


2010年1月8日金曜日

¡Sorpresa!

なぜいつもラテン人はこうなのか...。

「ユキ!明日日本へ行くよ!会える?!」

...えっえぇ”ーーーー!?!

事は今週の頭。
私の大切なメキシコの友人からの連絡。

去年来日のはずが旅行ツアーの延期とビザの関係で来れなくなってしまった。

かなり楽しみにしていたのでショック。

そして迎えた年末。

「ユキ!1月にSororesaがあるから!」

なんだなんだと思いながら忘れかけていた頃。

突然のれんらくー。

「驚かせたかったの!」

...まぁ素敵。

日本国内ならまだしも、海外ですよ、メキシコですよ。
そんなに何回も来れませんよ。

来るなら色々連れて行きたいやーん。
予定組みたいやーん。

サプライズは大好きだけど、急すぎてちょっと嬉し迷惑やーん。

という事で、明日私の大切なメキシコの友人が岐阜に着きます。

なんでラテン人ってこうなーん?


今日のスペイン語
¡Sorpresa!(ソルプレサ)...サプライズ







2010年1月7日木曜日

あ!

コメント欄でたし。

お騒がせしました〜

しかし、bloggerわかりにくいわ。


¿Por qué?

う〜ん。

いやですね〜コメントの欄が突如消えたんですよ。

いや、そんなにコメントがあるわけじゃないんですが、
やっぱし、ちょっとなくなると気になるわけで。

それなりにコメントって嬉しいし。

ブログ続けるやる気にもつながるでしょ。

ネットで検索してもさっぱり。
bloggerってわかりにくい。

どなたかわかる方愛の手を。

今日のスペイン語
¿Por qué?(ポルケ)...なんで?!

さぁみなさんも両手を広げ首かしげ ¿¿¿Por qué〜???

2010年1月6日水曜日

お守りやお札

お守り。

子どもの頃はランドセルに。
受験の時はカバンに。
おばあちゃんがくれたり、お母さんがくれたり。

いろーんな生活の場面に一緒にいてくれるお守りさん。

なんとなーく気持ちに安心感を与えてくれるような。


ホームページにも載せましたが、
去年のお守りやお札があれば供養をして焼納します。

基本的にお守りは一年の期限です。

”ありがとうございました”

の気持ちを込めて供養してあげてください。

お寺ではいつも受け入れています。

2010年1月5日火曜日

Patrimonio de humanidad

気温-5℃

川も凍ってカッチカチ

お猿もひょっこり顔を出す。


ここは世界遺産ひだ白川郷。
岐阜市から北へ北へ車を走らせる事約2時間。
見えてくる一面銀世界!



迫力ある合掌造り。

さすがミシュランに載っただけあって、外国からのお客さんが目立つ。
車も品川、大阪、和歌山と遠方から。
メディアの力ってすごいな。

15分ほど足を伸ばせば富山県。
同じ合掌集落の五箇山。

ここは昔の罪人の流れ場所としても有名。
逃げようとしてもこの豪雪地帯では逃げようがない。

岐阜県白川郷
富山県上平村菅沼
富山県五箇山

この3集落が1995年に世界文化遺産に登録された。

以来観光客が一気に上昇↑


富山名物
白エビのかき揚げよもぎそば

大自然と文化遺産を一生懸命守る人たちに感謝して、
Peace。


今日のスペイン語
Patrimonio de humanidad(パットリモニオ デ ウマニダッ)...世界遺産
白川郷
車の場合白川ICより手前の荘川ICで降り下道を楽しみながら行くのがおススメ。


おまけ:
この雪下ろしめっちゃ大変やん!

2010年1月2日土曜日

¡Feliz año nuevo 2010!



新年明けましておめでとうございます!
みなさんどんな年明けでしたか?


お寺と言えば...ここは豪雪地帯ですか?!
というくらい降り積もった大晦日。


ゴーン
ゴーン

23時45分から始まった除夜の鐘。
お寺は参拝者の方に鐘を打っていただきます。

この大雪にもかかわらず、足を運んでいただいた方。
本当にありがとうございました。


眠たい目をこすりながらお母さんとお姉さんと歩いて来てくれた小学校3年生の女の子。

いつもお寺で何か行事があると参加してくれる子です。

「除夜の鐘、待ち合わせ場所は林陽寺ね」
って友達と約束していたみたい。

残念ながら大雪のおかげで友達には会えなかったけれど、
そんなふうに親しんでくれている事が嬉しかった。

<みんなに開かれたお寺>
<子どもが境内で遊んでいるお寺>
そんなお寺でいたいし目指したいな。って改めて感じた新年。


年を明ければ一人一人に一年のご祈祷を。

この写真は転読大般若(テンドクダイハンニャ)と言うご祈祷。

六百巻もある大般若経を短時間では読み切れないため、扇を広げるようにパラパラとめくる読み方。

その風を受ける事で一年病気にならないと言い伝えられている。

昔は大晦日に外に出たいとばかり思っていたけれど、今はこの伝統的な文化に触れる事にとても素晴らしさを感じるのです。

今年もお寺の事、日本の伝統文化、そして岐阜の素敵な情報を発見&お届けしていきたいなと思います。

心を込めて

寺ムスメ

本日のスペイン語
¡Feliz año nuevo!(フェリス アニョ ヌエボ)...明けましてあめでとうございます!