六日祭り(花奪い祭り)

去年、花奪い(はなばい)祭りの花がさだけ頂いて
ちゃっかりおこぼれ気分の一年を過ごしました。

今年は祭りから参加するぞっ!
その意気込みを長良川鉄道から味わうつもりが...

30分遅延のため
恐ろしい雪道を車で行く決心を...


と思ったら
道はしっかり除雪&融雪していて
一路あんし〜んな旅に。


八幡を抜け
大和、白鳥から
雪の量が全く違う。


長滝白山神社

日本各地に分布する
白山神社の中心的神社のひとつ。


国の重要無形民俗文化財

「長滝の延年」が舞台で舞われる中
拝殿の土間天井にぶら下げられた花輪を
男達が円陣を組んで
上ってぶら下がって
引きちぎり落とす!

そこへ大衆が我れ先に花がさを奪い合う!!


!奪い合う!
!!奪い合う!!
!!!奪い合う!!!

誰も譲らない
離さない
すごい剣幕


なのにっ
なのにっ!

最後はじゃんけんっ!(えぇ〜!!)

じゃんけんなのねっ
じゃんけんなのねっ

なんて平和なの

なんて ” へ い わ ” なの〜!!

大人の本気じゃんけんっ 笑

可愛いっていっていいものか。
でも、可愛い〜
可愛すぎる〜 笑


福餅まき
球のように降ってくるお餅が恐いけど
せっせと下向いて拾う〜

裏見たら当たり餅♡

みんなたくさん頂きました。

これ嬉しい。

花がさは恐ろしくて近くにも寄れなかったから。
(といいつつも祭り魂わくわくで前の方には一応行く)


巫女さんは地元の高校生。
初々しい

そして
美しい日本の景色に溜め息がでる。


若宮邸
宮司さんのお宅も文化財


玄関まで辿り着くのに必死


豪雪地帯
ここに暮らすってすごいなぁ

奥さんは岐阜市内の方。
来るまで旦那さんは宮司さんだということを
言わなかったらしい... 笑

それでも夫婦揃って
娘さんたちも総出で
この大きな行事を多くの方々と
こなしていく。

平安時代からの伝統行事。
伝統を繋いでいくことは
生半可な気持ちではだめだ。

でも、ここに素晴らしい日本の価値が存在していると感じている。

外国の人が日本を見て
日本はなんて素晴らしい国なんだといってくれる。
いったいどこにその素晴らしさを感じてくれるのか。

少し外国人の気持ちで日本の中を覗いてみる。

そこには素晴らしい日本の暮らしの美が
わたしたちは意識もすることなく
無意識に行われていることに気づき始める。

だから、
今ここにとても強く問題として捉えることができるのは、

”無意識で宗教も含め流されるてきている日本の暮らし” に

意識をもって
”暮らしの美” を感じる時代
というのを私たちは迎えてきているのではないか。

無意識から意識として捉えること。
そこに大切な教えがたくさんあるのでは。

宮司さんのお宅で囲炉裏を囲みながら
雑談の中にふと光る言葉にインスピレーションが刺激される。

そこから私なりに深めてみることで
今の想いが浮かび上がってくる。

そんな繰り返しだけど
その繰り返しが
私のわたしとの向き合い方のひとつでもあります。

意識として捉えることが幸せにも繫がっていく。


おまけ

インタビューされた
すごい苦笑い

花もらえましたね!
お祭りはどうでしたか?!

このお花...
去年の物なんですなんて
とーてーいえるわけがない...笑

でも、今年もちゃっかり頂けて嬉しい幕開け!

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