屋久島の日常

まっかっか

気の早い星が 目をさますころ
火が空から おちてきた


広い野原が 一せいに笑いだした
アッーハッハッハッハッハ


青い野原が 赤く染まっていく
野原にうかぶ 黒い岩


その後ろに赤い火は しずんでいく
まっかな笑いも 小さくなっていく


さびしさを 感じたのか
トンビが 火にむかって とびたった
カラスも コオロギも 一せいにないた


くらやみを むかえるため
フクロウも 小さくないた


藤條 昭平(永田小学校4年)

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むしまるさんの息子さんの詩です。
今年の小学生の部 山尾三省賞◎

夕焼けがこんなにも彩られてる。


流した汗を川で海で日々火照りを冷ます屋久島の日常は精神が豊かです。

日本にあって
日本に属していない島
こんな日本に出会えて安心しました。


山尾三省さんの十五回忌で
みんなで奉納舞をさせてもらったあとの、
どこかおっきな家族の法要に入らせてもらっちゃった的な。
楽しい夜でした。


夕方海へ。


宝物探し
どこもかしこも宝の山。

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